陸路で国境を越えアラスカへ
つい先日、夫と夫の学校の友人(19歳の日本人留学生)と息子と4人で
アラスカのスキャグウェイというところまで車で行ってきました。
私は何があるのかよくわかっていなかったのですが
アラスカ行くってすごくない?みたいな感じで一緒に行く事にしました。
ちなみにスキャグウェイは
ゴールド・ラッシュの時代に誕生した町で、今も1世紀前そのままの街並み。
ゴールドラッシュ時代にできた鉱山鉄道ホワイトパス・ユーコン鉄道がカナダのホワイトホースへと峻険な渓谷を走っていて眺めがいい。渓谷の河口にできた町の海に夏には客船が並ぶそうです。
客船クルーズの寄港地なんですね!
さて夫は午前中授業があったので出発はお昼過ぎ。
国境を越えるのでパスポートを持っていざ出発。
アラスカハイウェイから、クロンダイクハイウェイをひたすら進みます。
片道180キロほどありました。
カナダに来てから、まっすぐなハイウェイを高速走行するせいか日本にいる頃と
移動の距離感がだいぶ変わって180キロくらいなら余裕でいけるねと感じるようになりました。
夢と希望溢れる19歳の子に根掘り葉掘り質問しながら「彼女いるの?」とかそんなことしか聞けないわたし。。。
でも初々しい恋の話や、将来こんなことがしたいとか。
10代ってほんとにこれからなんでもできる!最高やな!
エナジーをたっぷり分けてもらいました。
でも20代も30代も、40代もまだまだこれからですよね。
やろうと思えばなんでもできる!
まあそんな話をしながら1時間半ほど走ると、どんどん景色も変わってきまして
目の前に圧巻の山!
あのね、もうね途中からずっとこの景色。
すごい!めっちゃ綺麗!うわ!右も!左も!後ろも!ほら見て!
とか言ってね。
ほんとにめっちゃ綺麗なんですけどね、ずっと見てると慣れてきちゃう。
まるで写真のようで
写真のなかにいるみたいな、現実の物じゃないような不思議な感覚になるんですけど
途中からはもうなんだこれは?と私は思っていましたね。
心持ちちょっと寒くなってきたような、
そのまましばらく走ると
カナダの国境へ。
そしてさらにしばらく走ると
「Welcome to America」の看板が!
おお〜〜〜〜!
アメリカ!
息子とお友達は初アメリカです!
そして少し緊張しながらいざアメリカへ!
国境で、パスポートをわたします。
「ESTA持ってないの?」と聞かれて
持ってないよ!と言うと、じゃあ車降りてオフィスの中に入って!と。
ちなみにESTAは陸路では必要有りません。
でもESTAを持っていないと、所定の紙に色々記入しなくちゃいけなくてそれが面倒です。名前とか住所とかパスポートナンバーとか。
記入するのが面倒なだけで記入さえすれば、指紋と顔写真といくつかの質問で(何しに行くの?いつ帰るの?など)あっさり入国。あと1人米ドルで6ドルいりました。キャッシュかクレジットで払えます。これも用意しとかないとダメですね。
さあいざアメリカ!アラスカ!スキャグウェイ!
国境から少し走って、スキャグウェイ到着。
かわいい街並にわくわく。海もあるんだよ。
ものすごく寒いことを予想して、車を降りてみると全然寒くありませんでした。
上着いらんやん!
そしてどんなお店があるのかな〜と歩いて見て回ると
シーズンオフ!
もう一度言いましょうか
シー・ズン・オフ!
ぜ〜〜〜〜〜〜〜んぶ閉まってました。
魅力的なお店がたくさん並んでいるものの!人の気配ゼロ!
ぜんぶっていうと嘘になるんですけどね。
レストランが2軒ほど、地元の人が必要としそうなハードウェアのお店、スムージー屋さん、スポーツショップ、あと奇跡的にあいていたお土産屋さん。
とりあえずどうしようもないんで、開いているお店を見て回ってぶらぶら。
(アラスカグッズ買いたかったのにな。)
街並みはこんなかんじでかわいかったです。印象的なのは、看板が手描きの物がとても多かった事。どれも暖かみがあって素敵なデザインでした。
が、伝わりますか?この閑散とした様子が。
ぶらぶらぶらぶら。
息子は久しぶりに電車がたくさん見れて、とても喜んでいました。
君は遠くまで来た甲斐があったね。
すぐにやることがなくなってしまったので、最初の方にみつけたスムージー屋さんでお茶する事に。
夫と友達はココアを、私はスムージーが飲みたくて「キャビンフィーバー」というスムージーを。
何が入っていると思いますか?
ピーナッツバターと、チョコレートと、バナナ!
やばいでしょ。まじハイカロリー!これがかなりおいしかったです。ピーナッツバターのしょっぱさがいい塩梅。
ものすごく冷えましたけどね。私だけ。
ここのお店には、かなりハイクオリティーなおままごとセットがあって息子はそれに夢中でした。電車も見られておままごともできてよかったね。アラスカのおままごとやからな、覚えておくんやで。
さていよいよやることもなくなったので帰る事に。
4時ぐらいにはなってました。
車に乗り込んで、アメリカ国境を通り過ぎ、こんどはカナダに入国!
パスポートを見せると、いまホワイトホースに住んでるのか聞かれ、
「ビザは?」
と言われました。基本パスポートとビザはセットで持ち歩くようにしているので、私は家族分のビザを提出。
そこで友達はパスポートしか持っていなかったんですね。持ってきていないと伝えると
「どうやってカナダに入るつもりなの?ビザないと入れないよ」と。
やばい!
やばいけどないもんはない!
なんか結構叱られたけど、「今回だけ」ということで無事に入国できました。
学生ビザとか就労ビザとか、レターサイズ(A4くらい)のしっかりした紙なんです。
結構持ち歩きにくい。
ワーホリのときは折り畳んで、ホッチキスでパスポートに止めてくれてたんで、失くす心配も忘れる心配もなかったんですが、今はなにせ持ち歩きにくいですね。
カード型とか、シールにしてパスポートに貼るとか、ICチップに内蔵してくれたらいいのにね。
とにかく陸路でもなんでも一瞬でも国境を超えたりするときは、パスポートと一緒にビザも携帯しましょうね。良い勉強になったね。
ヒヤヒヤしたものの、無事に入国できてまたまた車で2時間半強ドライブを楽しみ、無事にホワイトホースまで帰ってきました。
7時頃になっていたのですが、もうすっかり日も落ちていました。
お友達が車で寝ちゃったのがなんともかわいかったです。
なにもないスキャグウェイまで付き合わせてごめんね。笑
「楽しいドライブでした!」
と言ってくれてよかったです。(否めない言わせた感)
日帰りでアラスカ行けるってすごいなと改めて感じ、また夏にリベンジしたいなと思いました。
カナダでの持ち物事情
そういえば
カナダに来てから鼻炎がマシになりました。
もう万年鼻づまりで、カナダに来る前に耳鼻科に行ったのですが
「アレルギー性鼻炎です。これは治りません。」と。
何が原因ですか?と聞いたら
「原因はいくらでもあります、一つにしぼるのは難しいです。治すことはできないけど、おさえる薬はあります」と言われてもらった薬をたんまりカナダに持ってきたのですが
いまのところ使わずに済んでいます。
空気がいいからかな?ストレスがないから?花粉が飛んでない?
不思議。
不思議やけど嬉しい話です。
さて、
ここでカナダに持ってきてよかったもの、いらなかったもの、持ってくれば良かったものなど書いてみたいと思います。
まず私たちは8月末にホワイトホース入りしました。
ここですでに半袖は必要ないです。
謎に夏服いっぱい持ってきちゃったけど、来年の夏まで必要ないです。
あとから荷物を送るなりするなら、とりあえずスーツケースは冬服を入れておいた方がいいですね。ヒートテックとか。
服もこちらでいくらでも調達できますが、やっぱりインナーは自分のサイズにあったものがあるといいですよね。
靴は何足もいらないですね。
はかないし、すぐ冬用の靴になっちゃう。
インナー、アウター、セーターや厚めのスウェットを何セットか。
あと下着は絶対自分のサイズにあうやつを買っておいたほうがいいですね!ブラとか!
日本の調味料。
醤油、みそは手に入ります。みりんや料理酒は売っているのみたことないです。
だしのもとや出汁パックはたくさん持ってきましたが、持ってきてよかったと思います。みそ汁とかね、おいしいんでね。
昆布や海苔が欲しいかな。なくてもなんとかなるけれど。
ふりかけもあると助かりますね。ホテル暮らしのときはごはんとスープでおなかをいっぱいにしていたので、ふりかけに随分救われました。
関西人のわたしたちは、うどんスープもしっかり持ってきました。
ちなみにうどんは冷凍うどんと、チルドのものが手に入ります。チルドのうどんは、なんか酸っぱくてあんまりおいしくないですが、冷凍は割と食べれます。
が、しょっちゅう売り切れててあんまり手に入らないのが残念、、、
炊飯器も3合炊きのを持ってきましたがこれも良い仕事をしています。
細かい話ですが、
ピーラー、しゃもじ、キッチンスケール、スライサー
キッチンタイマー、包丁、菜箸、箸などは持参するのがオススメです!
うちの家はキッチンツールもついてますが、どれも慣れていないせいか使いにくいです。
お菓子を作るのにスケールを買ってみましたが
いざ使ってみると、表記がオンス!!
全然なじみがないので、たとえばクックパッドのレシピなんかを参考にしようと思うと、いちいちグラムから換算しないといけません。
日本で調達すると、だいたいのものは100円均一で揃いますよね。
本当に日本の100均は素晴らしいです。
しゃもじなんてこっちじゃ売ってないです。
大きめのスプーンを使っていますが、米がくっついて小さなストレス。
菜箸もないです。菜箸って便利ですよねやっぱり。
今はたまたま家主の方が中国人なので、中華箸?があるのでそれを使っています。
スライサーは欲しいです。
日本にいるときから持っていなかったのですが、あったら便利だろうなと思っていながらも包丁で頑張っていました。
ただ欲しいです。カナダにもあると思うけど、日本のほうが性能良さそうな気がします。刃を替えたら色々できるとか。
あと包丁は、日本の包丁みたいなのが良ければ持ってきた方がいいです。私は持ってきました。こっちではいまのところノコギリみたいな包丁ばっかりです。ギザギザしたやつ。
そういえば
信じられないぐらい大きいスポイトのようなものが、キッチンの引き出しに入っていて何に使うのかなと不思議だったのですが
ターキーの中身を入れるのに使うものだそうです。
キッチンに常備されてるものなの?さすがは北米です。
こどものものでいえば、
おむつとおしりふき事情がありますね。
おむつはね、かさばるからもうこっちで買えばいいと思います。パンパースが手に入ります!あとハギーズというメーカーのもの。
ただ、パンツ式はないですね。あるっちゃあるけどサイズが大きくて「僕もう、自分ではけちゃうよ!」という月齢の子向けに売っています。トレーニングパンツ、プルアップなどという名前です。
割高なので、うちの子はテープ式を使っています。
日本のおむつと大差ない気はします。あのおしっこを知らせてくれる青いラインは出ませんけど。
おしりふきは高いです!日本からいくつか持っていくといいかも。
おまるはかさばるのでこっちで買い直しました。
成功すると音楽がなるんですよ、日本で見た事がないのでテンションあがって買っちゃいました。
カナダは紙製品が日本に比べてどれも高いです。
トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンペーパー、サランラップやジップロックも高いかな?
トロントに住んでいたとき、環境に配慮してあえて高くしてるんだよという話を聞いたような気がします。
ごめんなさい、記憶が曖昧ですが。
ゴミを捨てるときもいちいち袋に入れないかな、ピザの箱や、コーヒーのカップ、なんでもそのままゴミ箱に捨てちゃうようなイメージですね。指定のゴミ袋もありません。
が指定のゴミ箱があります。
ゴミ収集もゴミ収集車が家の前に出しておいたゴミ箱を、車についているアームのようなもので掴んでそのままひっくり返して車にガシャーンと収集していくんですよ!
日本のように人が後ろに乗ってて、チャチャッと降りて集めていくなんてことはありません。誰も降りてきませんよ。
日本のゴミ収集も個人的には好きですが、こっちで初めて見たときは衝撃を受けました。
話が逸れてしまいました。
こどものおもちゃや絵本も、持ってくるなり送るといいですね。
お気に入りのものや、日本語の勉強など。
うちはプラレールを持ってきましたが、これは本当に持ってきてよかったです。
電車大好き息子、毎日遊んでいます。
スーツケースの結構な範囲を占めていましたが、持ってきて本当に良かった。
こども服等はこっちで気候にあったものが手に入りますのであんまり心配しなくて良いです。
あと、人によると思いますが
絵の具などのちょっと怪しそうな液体、液状のもの、精密機器類は自分で持っていった方がいいです。
あとから送ろうと思っても、検閲でひっかかったり、そもそも日本から送る時点で受け付けてくれず送れないことがあります。
あとあと、
収納に使うプラスチックのかごとかありますよね。
100均で売っているやつです。ああいうものをこっちで買おうと思ったらすごく高いので、もし日本から荷物を送るならそのかごに服などつめて送れば後々便利かもしれません。
何度も言いますが
日本の100均は本当にすばらしいです!
ちょっと書くの疲れてきちゃったので、このへんで終わりにしたいと思います。
誰の参考にもならないかもしれませんが。
また思いついたら第2弾として書きたいと思います!
そして
この冬、犬ぞりツアー予約しました!たのしみ!
1ヶ月半経ちました。
ホワイトホースに来て1ヶ月半
仕事を始めてはや3週間が経ちました。
新居に引っ越してから2週間です。
10月中旬の今
朝8時はもう既に、まだ暗いです。意味不明な表現になってしまいました。
日の出が遅くなってきて日照時間が短くなってきているということです。
そして、夜は8時頃には真っ暗になっています。
気温はマイナスになることもありますが、印象としては思ってたよりあったかいな。と感じています。
雪も一度降りました。
こっちの雪、サラサラでびっくりしました。
息子大喜びでした!夫は雪の運転にガチガチでしたが案外大丈夫でした。
雪が降った日は家族全員揃うお休みだったので、少し遠出して綺麗な景色をみてきました
話は変わりますが
今日仕事のランチタイムに、りんごを皮ごとかじっているとき
「ああ、カナダに来たなあ」と思いました。
だって日本人がランチ休憩でりんごかじっているの見た事ないし、私自身日本でりんごをランチにまるかじりしたことないのです。
日本で仕事をしていたときは、ランチはお弁当か買った物でした。
お弁当なら、ちゃんとお弁当箱に詰めておかずとごはんがあったし、買うときはコンビニで出勤前にささっと買っていっていました。
カナダに来て、働き始めて日本と違うところはランチタイムが30分しかないし、とってもとらなくてもいいこと。
そして食べている物はとっても簡単な物。忙しくてランチが取れないような時は合間に何かかじっていたりします。
昼休憩、とらなくてもいいんや。とらなくちゃいけないものじゃないんや。
ランチ、しっかり食べなくてもいいんや。簡単なものでいいんや。
これだけですごく楽になりました。
そもそも、ホワイトホースにはコンビニなるものがないので、ランチはいつも持参するのですが簡単なサンドイッチや、りんご、チョコレートとか
ぽいぽいぽいっと袋に要れて
水筒にお水入れて準備終了です。
なんでかよく分からないけれど、日本にいるときは
りんごを持っていくなら、皮をむいて、くし切りに切って、タッパーに入れて、フォークを添えて・・・
お弁当はごはんをチンして、おかずを添えて、卵焼きもあった方がいいかな
ちゃんと冷ましてから蓋をして巾着に入れて保冷剤も忘れずに。
化粧して、ファッションチェックもして、なんだかとっても忙しい朝。
日本にいると(特に都会で生活していると)
日々の生活でも、子育てでも、仕事でも、いつの間にかこうあらなくちゃいけないって細かいルールがたくさんあって(別に誰に決められたわけでもないのですが)それをこなすのに追われる日々という感じでした。
と言っても、私はだいぶズボラな方なのでかなり適当に暮らしていましたが、それでもなんだか忙しかった。
今は、そういうものからすっかり解放された気分です。
仕事は8時半出勤ですが、8時半に行けばいいわけで早めに出勤する必要はないし
遅くても17時頃には終わります。
夫も遅くても17時には帰ってきます。
働いていても学校に行っていても、ずいぶんゆったりとしています。
机の上に座っちゃいけないとか
三食バランスよく食べなきゃいけないとか
休憩中以外食べちゃいけないとか
大人も子供もそんなことは気にしていない。
良く言えばおおらかで
悪く言えば適当です。
私には、私たち家族にはきっとこれがとっても合っている。
息子はまだ2歳
誰よりも早く順応して、毎日ケラケラ笑いながら楽しそうに過ごしています。
保育園が始まったらまた最初は大泣きかもしれないけれど
でもきっとすぐ慣れる。
不思議と異国に暮らしているという違和感はあんまりなく、
大好きな友達や親に会えないけれど、寂しくて胸が詰まるということもないです。
ここにいるのが自然に感じる。
きっと夫や息子が一緒だからかもしれませんが。
まだ1ヶ月半、
寒くて長い冬が来たらあっさり音をあげるかもしれませんが
順調に滑り出しています。
子育てと保育園とサブシディ
今週末は雪予報でしたがいまのところまだ降っていません。
今日は、こちらでの子育ての事少し書いてみます。といってもまだ始まったばかりで全部手探り。そもそもまだ2歳になったばかり、母ちゃんとしてもまだまだ新米です。
こちらでの生活は、夫は学校、私は仕事、息子は保育園となります。
が、保育園はまだ始まっていません。
ホワイトホースでの保活は東京並み。と着いて早々に聞いた通り保育園はどこもいっぱいでした。
夫が通うカレッジにも保育園はあるのですが満員。
新居の近くにあるところも満員。
ダウンタウンもだめ。
でも一個入れるところがあったんです。
と、いうのも。
最初のお宿の家主の方に大変良くしてもらったのを以前書いたのですが、
そのマザーに保育園を探していることを伝えたら
「うちのすぐ近くに保育園ができるのよ!今工事しているから今から言って話を聞いてきなさい、息子はみていてあげるから。さあ行って!」
と言われて、言われるがままに行ったところ工事はしていたものの責任者(保育所の先生)は留守。
翌日、ダウンタウンに連れて行ってもらい
例のごとく
「ここも保育園よ!さあ聞いてらっしゃい!」
と言われて、訪ねた保育園もやっぱり空きはなし。
でもそこで親切に対応してくれた先生が
「私、今度別の場所で保育園を始めるんです。そこなら入れますよ』と。
いやいや!
そこ昨日いきましたよ!と。
偶然!
その保育園はバイリンガル保育園で
英語の他にスペイン語を習得できるそうです。
電話番号を教えてもらい、数日後に工事中の保育園を見学しにいって
申し込みをすることに。
そして、その保育所、家からは少し遠いのですが
職場から徒歩3分!
ありがたい!実に助かる!
11月からオープンの予定です。
朝は7時半から夕方5時20分までだそうです。
こちらの保育園、日本と違う?のは
ランチは持参する場合が多い事。
あと1歳児、2歳児のように細かくクラス分けされていません。
〜1歳半、1歳半〜3歳、3歳〜のようにざっくり。
お昼寝もしたい子はするし、しない子はしない。
結構こどもは自由に遊んでいます。安全な広い場所で野放しにされているって感じです。
そしてそして保育料がべらぼうに高いです!
うちの保育園は850ドル!
850ドルですよ!
家賃と足して軽く2000ドルを超えます!
ん?
給料が今の私の時給で、8時間×5日、、、
夫がバイトを始めたとしても、、、
無理無理!!!!
保育料が高くて生活できずに日本に帰国した
なんて恐ろしい話も聞きましたが
安心してください。
サブシディなるものがあるんです。
subsidy
です。
「補助金」
です。
夫学生、私資格なしの賃金の低い仕事。
と、到底保育料なんて払えません。の人の為に補助金が出るらしく
先日無事に申請してきました。
必要な書類は
申込書と
働いてる人の場合は直近の給与明細2枚。仕事が始まったばかりで明細がない場合は雇用主に時給幾らで何時間働くかなどを専用のフォームに記入してもらいます。
学生は時間割、授業料を支払った証明、在学証明書。後バイトしてたり、国から補助金をもらっていたり、奨学金をもらっていたりしたらそれも報告。
って感じです。
全部の書類を揃えて、オフィスに持っていき
オフィスの人と自分の署名をして申し込み完了。
審査があって、額が決まると手紙が届くような形です。
いくら補助してもらえるのかな、また結果が出たら報告しますね!
いまはまだ保育園が始まっていないので
平日は息子と二人で過ごしていますが
こちらに来て嬉しい事は公園が多い事。遊具も乳児が遊べる物と、幼児が遊べる物があります。もちろん小学生も遊びます。
あとトレイルがたくさんあるので散歩には困りません。
ただもう寒くて遊べません。
公園は朝から行こうものなら親子で震え上がります。
滑り台なんてびしょ濡れです。
日本で生活していたときは朝外遊び、からの昼寝という流れでしたが
今は朝はゆっくりして出かけるなら昼、少しは暖かくなってからにしています。
靴はもう普通のスニーカーでは寒いので
息子用には早々に冬用ブーツを購入!
歩くとチカチカ光ります。
しかしこれでは歩きにくいし、まだ−30度にはほど遠い。
ということでもう一足買いました。
長靴の裏起毛になっているタイプのものです。
あったかそうでそんなに重くないのがいい。
今はこればっかりです。
と、どうでもいい息子の靴事情に話はそれてしまいましたが、
これからもぼちぼち海外子育てや保育事情、
息子のことばのこと
ブログにアップしていければなと思っています。
ではまた!
明日は祝日です!久しぶりに家族全員揃います!
家に引っ越しました!
10月1日
無事ホテルから家に引っ越す事ができました。
いやー、すごい安心感です。
2週間滞在したホテル、
スタッフはみんないい人で仲良くなれたんですけど
泊まってるお客さんに癖のある人が多くてですね。
一言でいうと治安が悪い。
大きな事件がおきた訳じゃないので、治安が悪いと言うよりは、
ガラが悪いといったほうがしっくりくるでしょうか。
2週間もいれば、隣の部屋も代わる代わる人が泊まっていく訳で
犬を何匹も連れていたり(ドア閉まってるのに部屋の前を通るとめっちゃ吠えられる)、異常なテンションでキレたり喜んだりを繰り返しているカップルだったり(これが一番ヤバかったです)、なんかしらないけどめちゃくちゃうるさい山男2人組(でもこの人達はすぐ寝た)だったりと振り返れば色んな人がいたなと面白くもあるのですが、やっぱり家はいいですね!
家がいいです!
ちなみに家探しが難しいと言われているホワイトホースでどうやって家を見つけたかというと
夫がカレッジに行き始めてすぐに、日本人の留学生に「ちょうど家を出るので次に済む人を探している日本人の家族がいるよ」と紹介してもらいすぐに見に行ってすぐに決めたのでした。
家はベースメントアパートです。
一軒家のお家の地下に住んでいるという感じですね。
玄関も別で、お風呂やトイレ、キッチンもすべてあります。
結構広いです!
実はベースメントに住むのは二度目で
一度目はトロントにいたときに住んでいました。
そのときは家主のおばちゃんが、とっても綺麗好きで
家賃は手渡しでないとダメで家賃を取りにくるときに家が綺麗かチェックして、毎度小言を言っていくというストレスがありました。
しかも冬めっちゃ寒いのに、自分が留守のときは暖房入れてくれない!
めっちゃ寒い!(ベースメントって寒いんです)
その上ヒーターも買っちゃダメっていわれた。
あまりに寒くてドライヤーで布団を暖めたり、スイッチを入れたオーブンの扉を開けて暖をとったり。
今思い出してもあれはやっぱりおかしい!
こんどのお家は、前のベースメントより広いし、
キッチンも広いし、部屋もあるし、息子の寝る場所も私たちの寝室と別にあるし、家具も全部付いてるし、
家主はとっても良い夫婦で
凍えないようにとヒーターをいくつも用意してくれて
「とにかくあったかくするんだよ!いる物があったら何でも言って」って!
ワインは飲むか?とワインまでくれました。
しかもテレビも見れる!
ホワイトホースの人達の方がトロントの人達よりテレビ見る気がします。
冬がより寒くて暗いからかな?
ちなみにホワイトホース、家賃はべらぼうに高いです。
月1400ドルちょいです。
電気代やネットなど込み込みだと、これが妥当みたいです。
もうこっちで家探しとかしてて感覚がおかしくなってきて1400か、アリやな。
ってなってくるので恐ろしい。
だけど2人で働けばなんとでもなるし、たとえ給料の大部分が家賃に持っていかれたとしても家があるということは本当に素晴らしい事です。
働きはじめました。
こんばんは。
実は、今日は初出勤日でした。
本当は2週間ほど前に仕事が決まっていたのですが、本当に働けるのかな?と色々不安があったので、雇われたという確信を得てからブログに書こうと思っていました。
まず、私たち家族はユーコンノミニープログラムで永住権を取得しようと思っているので
ノミニーのサポートをしてもらえる雇用主を探さないといけませんでした。
ユーコンノミニーのこと、またいつか書けたらと思いますが
わりとネットで情報が出てくるのでとりあえず気になる!と言う人はググってみてくださいね。
まあ、正直なところすっごく簡単に仕事が見つかって、すっごく簡単に決まったんですけど、これも全てユーコンの先輩夫婦のおかげです。(いつもです)
ちょうど、うちのホテルでハウスキーパーを募集しているよ!と紹介してもらったのです。
もちろんそこはノミニーのサポートをしてくれる職場です。
先輩の働きぶりが評価されていて信頼も厚いので、話が進むのがとっても早く
あれよあれよと決まりました。
が、そのときに
すぐに働ける人が必要と言われて
息子の保育園が決まっていなかった私は、すぐには働けないと言いました。
これまた今度書きますが、ユーコンで保育園探し結構大変なのです!
田舎なのに保育園はどこもいっぱい!
シッターを雇うか、誰か見てもらえる人はいないの?どうにかできない?
と言われ
仕事を決めたかった私は
「週末なら出勤できます!」
と週末は夫に子育てを丸投げする事を決めて、
保育園が始まるまでは週末のみのパートタイム、
保育園が始まったら平日も含めたフルタイム。
と言う条件で仕事をゲットしたのでした。
その後も、10月半ばから入れると思っていた保育園が11月まで延期になってしまったり、私以外にもレジュメを持ってきている人がいるという話を聞いていたので
もっと条件のいい人が見つかって仕事をもらえないかな不安になっていましたが
本日無事に出勤できました!
シフトに名前が入ったり、出勤できることそのものに喜びを感じたのは人生で初めてかも知れません。
だって!
だってこれが夢のカナダ移住への第一歩!
仕事はホテルのハウスキーピングなので
お部屋を掃除したり、ベッドメイキングをしたりです。
今自分がホテルに2週間も滞在しているおかげで、色々イメージしやすかったです。
でも私たちが泊まってるホテルとは違ってとっても綺麗!
コーヒーもデカフェもあるし、バス用品も充実しているし、ハウスキーピングは徹底されていて、ベッドにはチリ一つないって感じで、色々と感動しました。
私はカナダにハウスキーピングをしに来たのか?と言われれば
もちろん違いますが
結構楽しいです。
しんどいですけど。
今日はベッドメイキングを教えてもらいましたが、シーツがパリッときれいなベッドってとても気持ちがいいです。難しいんですけど、枕が。
体を動かすの好きですし、忙しくてあっという間に時間が経つのも良い。
高校生のきにバイトに憧れて働いた年末年始のパン工場や、大学生のときに名前のオシャレさにひかれて働いていた、むちゃくちゃ暇な観光施設のチケット売りより全然いいです。この二つは人生の仕事経験の中でワーストです。
そんなこんなで、自分たちのホテルの部屋のシーツはぐちゃぐちゃですが、
明日も仕事なので張り切って働きたいと思います!
あ、夫も学生生活忙しいながらも楽しんでいるようです。
留学生の友達とオーロラ鑑賞をしてきたときの写真です。
ホテルはつらいよ
こんばんは!
先日の詐欺騒動も落ち着いて一件落着。めでたしめでたし!といきたいところですが、実はもう一悶着ありました。
カナダに着いて、最初のairbnbの宿は2週間しかとっていなかったんですね。
それが8月の末。
無事に家を見つける事ができたものの、入居は10月から。
最初の宿は1週間延長させてもらったのですが、そこから先は次のお客さんが入るため、あとの2週間の滞在先を探さなければなりませんでした。
小さな子供がいるため、毎日外食や買ったものという訳にもいかないので、できればキッチン付きで、荷物が多いので2週間まるまる泊まれる宿という条件で探しましたがなかなか見つからず。
キッチンが付いている宿はいくつかあるのですが、2週間続けての予約はどこも取れませんでした。
そこで、キッチン付き宿は諦めて、2バーナーのキャンプ用コンロと鍋を調達。
ホテルにキッチンを付けることにしました。
そんなこんなで今滞在しているホテルに移動したのです。
ホテルの部屋は意外と広く、まずまず快適。
洗面所で調理をするという荒技を強行。
なんかキャンプみたいで楽しいね!
なーんて言いながら、初日の夕食を終えました。
(ちなみにこの日が口座からお金が無くなった日です)
2日目は銀行や警察を行ったり来たりした日ですね。この日もホテルに関してはなんのトラブルもなく過ぎました。
3日目、日曜日。
この日はゴールドラッシュ時に栄えた町であるカークロスまでドライブ。
途中、エメラルドグリーンの湖を見たりして、すっかり楽しんで帰宅。
そこでふと鏡を見て気がつきました。
あれ?なんか腫れてない?
虫さされ?
そういえばなんか痒いな。
まぶたの上、ほっぺた、首すじなど6箇所ほどぷっくりと腫れていました。
朝、鏡を見たときも少し赤くなっていたような気はしてたのですが、気のせいかなと思う程度のものでした。
「俺もなんか首さされてない?」
と言う夫の首も赤く転々と腫れていました。
なに?虫?
「枕かな。」
と夫。
枕?枕に虫?
いやいや!まさか!
夜になって、その虫さされのようなものはどんどん腫れてきました。
そして痒い。
虫に刺された話をお友達にしていたら
「それベッドバグじゃないよね?」
と言われ、インスタに虫に刺されたことをアップしたら
そこでも
「ベッドバグちゃうん!」
と。
私たちは知らなかったのです。
ベッドバグを。
南京虫ともいうそうですね。
ベッドにいる虫で、血を吸って、ものすごく繁殖するって。
鞄や、服にひっついて、卵を産み落とし増えるって。
一度繁殖したら駆除はものすごく大変って。
もうこれ以上書くのも嫌なので、ベッドバグでググってみてくださいね。
とにかくヤバいやつ。
大きさは1〜4ミリだったり、5ミリくらいだったり。
夜中に活発になるから、電気を消したら出てきて体を這うらしい。
カナダのホテルやシェアハウスで出る事もけっこうあるみたい。
ただ、人によって噛まれた後の反応も違うらしく
めちゃくちゃ痒くてどうしようもない人もいれば、全然痒くない人もいるみたい。
とにかく、ベッドバグかもしれない
ということがわかって
必死にマットレスをまくってみたり、シーツをはいでみたりしたのですが虫そのものを見つける事はできませんでした。
その日の夜遅く、たまたま夫の学校の友人がこのホテルのフロントでバイトしていたので、ベッドバグの話をすると
すぐにマネージャーに掛け合ってくれて、翌日部屋を変えてもらえる事になりました。
次の日の朝、私の顔はパンッパンに!
目が開かない!
そして、とにかくかゆい!
あまりのかゆさに薬局に行って、ベッドバグの薬ない?と聞いたら
「ほんとにベッドバグ?ベッドバグなら水で洗うしかないわよ!」
といわれて絶望。
ぶとってわかりますかね?
ぶとに刺された時と同じくらい腫れます!
荷物を全部捨てた方が良いとまで言われたけど、
これが日本から持ってきたほぼ全ての荷物。
これが無くなってはもう何もできない訳で。
ベッドバグは高温で死ぬらしいので
とりあえず服は高温で洗濯、乾燥機にかけました。
幸い、新しい部屋に移動してからは新たに痒くなった場所はないので、
ここにはいないんだろうと思っています。
いまだに本当にベッドバグだったのかは不明ですが、
なにか虫がいたことは確か。
もっと幸いなことに、息子はひとつも刺されていませんでした。
布団にはいらずに、掛け布団の上で寝ていたのが幸いしたのか。
ベッドバグにはめっぽう強い2歳児なのか。
なにはともあれ本当によかった。
もし、世界を旅したり
ワーキングホリデーにいったり海外に住むことを考えている人は
ベッドバグについての知識があると
被害にあったときも迅速に対応できるかも。
とにかく洗濯!洗浄!ホテルにもすぐ言いましょう!
とはいえ、このベッドバグ、
いまや世界中にいるそうです。日本のゲストハウスやシェアハウスでも、世界中の旅行者が連れてきて繁殖したりしているようで。
もう確実に駆除するのは無理なのかもしれません。
荷物を全部捨てたり、家中殺菌消毒したり、
現実的に無理なこともあるし、虫を殺す薬がこどもに安全なのかもわからないし。
そして、やってもやってもいつ誰がどこから連れてくるかわからないもの。
私は田舎出身なので
虫と共存ということが当たり前の中で育ちました。
夏には大量に蚊に刺されていたし、蜂にも何度も刺されたし、
夜目が覚めたら足に大きな虫がついていた、なんてこともよくありました。
でも虫は嫌いです。嫌いですが、それが当たり前でした。
夫は、カナダに来る前は無農薬のお茶畑で働いていて、マダニや毛虫に刺されてくることもしょっちゅうでした。
もちろん、刺されないようにすることが一番ですし
家の中に入れないようにするのが一番です。
ただ虫はどこにでもいます。
田舎にも、都会にも、日本にもホワイトホースにも。
うまく付き合っていかなくちゃいけないのかなとも思います。
小学生のころ、引っ越した家の畳の部屋にダニが出て、母が必死にバルサンを焚いていた事を思い出しました。
もちろん自分の家にはいて欲しくないですが、
世の中の共生のかたちとして切り離す事はできないのかなと。
部屋を変わってから1週間が経ちました。
まだ痒いですが、ようやく腫れも収まってきました。
このくらいの被害で済んでよかったなと思います。
何度も刺されると慣れるらしいです。
もう刺されたくないけど。