免許
お久しぶりです。
月イチブログなんとか8月も書けそうです。
無事に引っ越しも終わり、太陽の光がたくさん差し込んでくるお家に大満足です。
さてさて、今回は免許について書きたいと思います。
私たち夫婦はカナダに来る前に国際免許を取得してきました。
有効期限は1年。簡単に言うとその期限はつい先日切れました。
こちらのルールとしては、長期滞在者は日本の免許をユーコンの免許に4ヶ月?以内に切り替えなければならないというルールがあるのですが、
国際免許があれば車を手に入れる事ができるしその期限が切れるまでの保険に入ることができて、ナンバープレートをもらって普通に運転できます。
で、その4ヶ月以内に切り替えるというのも誰かに確認されるわけではなく、厳密に4ヶ月過ぎたからアウトだよ!と免許証を取り上げられることもなく
普通に乗れます。本当はダメなんだろうけど。
夫の免許筆記テスト予約時にユーコンにいつ来たの?と聞かれて1年前だよと答えたら「本当は4ヶ月で切り替えなきゃダメなんだよ」と軽く言われた程度でしたし、わたしのテスト予約時はなにも聞かれませんでした。
もし何かのタイミングで、だれかに免許証を提示する事があったとしても、ユーコンにいつ来たか、自分が長期滞在者なのか旅行者なのかは相手にはわからないので、これから切り替える予定や今は旅行中と説明すれば大丈夫なんじゃないかな。(あくまでわたしの見解です、本当はダメです)
私たちが車を手に入れたのは去年の9月だったので、右側車線やルール、道路に慣れてから免許は切り替えようと思っていました。
というのも、日本の免許からユーコンの免許に切り替えるには
筆記試験と路上試験をパスしなければならないからです。
そしてそうこうしているうちにあっという間に冬が来て(冬の路上試験は避けたい)
春が来て夫婦ともに仕事が忙しくなりバタバタしているともう7月でした。ヤバい。7月は引っ越しの準備で忙しく、8月の頭にようやく行動開始。
まずは筆記試験を受けに夫婦ともにモーターズビークルという場所(車の登録や免許に関することは全てこちらでします)に行くと、
二人同時に筆記試験をうけると、運転できなくなっちゃうよと言われました。
というのも、筆記試験に合格すると、日本の免許証は没収されます。そして、かわりにclass7のLearners license というものがもらえます。
仮免許証?のようなものですね。
で、この仮免で運転するにはfull licenseつまり本免を持っている人が隣に乗っていないと運転できないのです。
他にも色々制限があるのですが、つまり二人とも仮免になってしまうと私たちだけでは運転できない、ということですね。
そこで夫が先に筆記試験を受けて私が次に続く事にしました。
夫は無事に筆記試験を一発で合格。翌週路上試験と同時にわたしも筆記試験を受ける事に。
ちなみに筆記試験を受けるのに20ドル。仮免を発行するのに20ドル。路上試験を予約するのに20ドル。と何もかもスムーズに行けば60ドルで免許の切り替えができます。あと免許の切り替えには、日本の免許証(翻訳は不要です)、パスポート、ビザ、ユーコンの住居を証明するものが2種類必要です。
これは賃貸契約書、光熱費の請求書、銀行の残高証明書、クレジットカードの請求書などで住所が記載されているものが有効になります。
が、ここで一悶着。以前の家は光熱費が込みだったので光熱費の請求書はなく、クレジットカードなどはすべてネット上の請求書にしているので紙の住所を証明するものがありませんでした。というかあったのですが、日付が古くて提出した物は無効になるので違う物を用意してくれと後日電話がありました。
私は新しい家に引っ越したところで電気料金の請求書などはもっていなし、残高証明書は手に入れるのに時間がかかるし、困ったな。と思っていたら
'banking profille' で大丈夫だよ。と。
これは私の銀行のプロフィールのようなもので、銀行に行けばすぐ発行してくれます。デビットカードを持っていって、欲しい旨を伝えると無料で発行してくれました。
話を試験に戻しますね。
筆記試験はパソコンで4択の問題を50問。10問間違ったらアウトです。
教本はモーターズビークルに置いてあるので持ち帰る事ができます。が英語ですし、なんだか見にくくて全然頭に入ってこないので、ネットで練習問題を解くのが手っ取り早いと思います。
FREE Yukon Driving Test Practice 2019
いろいろあるけどこれがいいかな。もちろん教本も一通り読む方がいいです。
試験内容は標識や交通ルールについてですが絵が出てくる問題が多い印象です。たとえば自転車が前を走っていて交差点が見えていてこの状態で何に注意しなければいけないですか、など。引っ掛け問題というか考えすぎると間違えることもあるので、基本は教本で見た通り、練習問題でやった通りに答えれば大丈夫。
ありがたいのは、試験に制限時間がないことと、わからなかったり迷った問題はスキップしてあとで解く事ができます。自分が何問間違えたかがわかるので、わからない問題はとにかくスキップ。確実にわかるものからやっていきます。これはかなり精神的にありがたいですね。
あと英語なのでしっかり読まないと簡単な物でも間違える事があると思います。なにを聞かれているかや意味をはき違えてしまったり。時間は気にせずわかる問題からじっくり解いていけば大丈夫だと思います。
筆記は私も大丈夫でした。
で肝心の路上なのですが
結論から言うと二人とも1発目、落ちてしまいました。
印象としては、結構シビアです。
一発で受かった人もいれば、何回も受けているひともいるみたい。
走る場所はダウンタウンだけでした。
なのでストップサインや交差点が多い印象、スクールゾーン、ウォルマートの駐車場もいきました。
結構細かくチェックされます。スピード違反はもちろんだめですが遅すぎるのもダメ。
私は、赤信号での前の車との車間距離(そんなに詰めているつもりはなかったのですが、2メートル開けないとダメなようです)、縦列駐車時の360度確認不足、左折時の交差点での停車位置、4way道路での左折時の優先順位などでチェックされて落ちてしまいました。
あとショルダーチェックはかなり確認されるみたいなので、車線変更、右左折時は、いつもよりぐっと振り返って見てますよアピールをしっかり(実際に見るんですけど)する必要があります。ちらっとではなくてぐいっと!
走る道自体はとても安全なコースを走ってくれるので、車が一杯で曲がれないよ〜みたいなことはありませんでした。交通量の多い信号のある交差点か、交通量のすくない信号のない交差点。本当に何でもない道を、ここで車線変更してこっち曲がってね、次はこっちみたいな感じで指示されます。
4waystopという交差点全部にストップサインがある場所があるのですが、そこも通りました。先に交差点に着いた車が優先です。(ここで前からきた車が右折、私が左折どちらが優先か一瞬迷ってしまいました)
縦列駐車もありますが別に難しくないです。日本の教習所みたいに棒がつり下げられている狭いスペースに停めるよりは簡単かな?教習所に行っていたのが昔過ぎてよくわからないけど。笑
通行量の少ない道であの車の後ろに停めてと言われるのでそこに停めるのですが、切り返しの回数とかはあまり関係なさそうですし、友人は一度目でうまくいかなかったのでもう一度トライさせてもらったと言っていたので、そこは優しい印象です。
ということで来週夫婦揃って再試験です。夫婦揃って仮免です。職場の近くに引っ越していてよかった、、
気をつけないといけないところはわかったので、次は受かるといいなあ。
落ちると1週間か2週間か再試験が受けられないので結構困ります。保険の更新もあるし、、
8月中にとりたいなあ。
アドバイスとしては結構落ちる事があるので、時間に余裕を持ってこちらにきたら免許はさっさと切り替えましょう!別に落ちてもまた受けられるので、受かればラッキーぐらいでとりあえず受けてみるべきだと思います。一度受ければ試験がどんなものかもよくわかるし。何事も余裕が大切です!めんどくさいな〜と先延ばしは厳禁!