ユーコンノミニーとノータライズと息子がなかなか寝ない!
世のお父さんお母さん子育て頑張ってますか。
最近息子が全然夜寝てくれません。
夫が夏休みに入り仕事を始めたのですが、帰宅が9時頃かそれ以降になるので
そこから嬉しくなってしまうからか
昼寝が長過ぎるのか
外が明るいからなのか
もしかして睡眠時間が短くても大丈夫なのか。
でもブログが更新したい
一ヶ月も開いてしまったけれど。
今日更新したい!という気持ちのもと頑張ってパソコンを開いています。
というのもこの1ヶ月で大きな変化がたくさんありました。
まずは夫が仕事をはじめたこと。これについてはまたそのうち書けたら書きます。
そしていよいよユーコンノミニーの申請に向けて動き出したこと。
さて、私たちがユーコンにきたのはカナダでの永住権を取りたいがためです。働き手が足りない僻地ユーコンには、ユーコンノミニーという特別なプログラムがあり、ノミニーをサポートしてくれるスポンサーのもとで6ヶ月働くことでノミニー申請をすることができ、無事にノミニーになれると、そこから数ヶ月後に永住権の申請ができるというものです。
私がいまのホテルでフルタイムで働き初めてから7ヶ月程。ここ1ヶ月はノミニー申請するための書類を揃えたりしていました。
必要な書類は
申込書
出生証明と婚姻証明(戸籍謄本の翻訳されたもので大丈夫)
パスポートのコピー(家族全員分)
今現在持っているビザのコピー(家族全員分)
高校の卒業証明書(翻訳されたもの)
英語テスト(IELTSなど)の成績証明書の原本
その他の書類は会社側が用意してくれます。
2019年6月現在の最新情報として(また変わることもあるかもしれませんが)私が経験したことをここに記録しておきたいと思います。
ノミニーを考えてユーコンに来られる方は、日本を出る前に高校の英訳成績証明書をとっておくと良いと思います。日本から取り寄せるのは結構手間です。高校以上の学歴があるのであればそちらの卒業証明、成績証明もなにかと役に立つ事があるかもしれません。そして2通とっておくことをお勧めします。
成績証明は、封筒に入って封された状態で手に入ると思うのですが、封筒を開ける場合と開けてはいけない場合があるので念のため2通。
あと戸籍謄本の英訳されたもの。うちの場合は夫がカレッジ入学の為に必要だったので既にとっていましたが役に立っています。(翻訳はカナダ政府公認?の翻訳者にしてもらう必要があります)
こちらで翻訳する方法はいくらでもありますが、戸籍謄本を手に入れるのは面倒なので、先に取ってから来ると良いです。
ただ、婚姻証明を取る場合は3ヶ月以内の戸籍謄本が必要で、なおかつ領事サービスを利用するかバンクーバーの領事館に直接行かなければならないので、タイミングが難しいかもしれません。こちらは日本の戸籍謄本のように全ての情報を示すものがなく、修正証明と婚姻証明は別の書類になります。とはいえ、わざわざ婚姻証明などをとらなくても全て記載されている戸籍謄本の翻訳で問題ないようなので、私は戸籍謄本の翻訳を提出予定です。
で、
それらの書類はコピーを提出するのですが、そこで
ノータライズ(notarize)というのが必要になってきます。
notarizeとは公証人が文章を証明する、という意味です。つまりは、コピーが本物だよ!ということを証明するために、notary(公証人)に原本を見せて、コピー全てにハンコ(紙を挟みこんギュッと押すコピーには写らないもの)を押してもらい、日付とサインをしてもらうのです。
これで一悶着ありました。多分いまノミニーを申請しようとしている日本人の方はみんな同じ状態だと思うのですが
ノータライズが必要か否か。そもそもユーコンにノミニーオフィスがあり、いつでも原本を見せる事ができるし、提出の際にも原本を持ち込む事ができるのにわざわざ時間とお金を使いノータライズをすることが本当に必要なのか。
日本人のある方が、こんなに無駄な事を続ける必要はないとノミニーオフィスに直接交渉してくださり、結果ノータライズは必要ない。
ということになったそうです。
私も日系人会というコミュニティで、ノータライズを無料でしてくださる方がおられると聞いて問い合わせたところ、ノータライズはもう必要ないんだよと聞きました。
これはとてもありがたい、ありがたい話なのですが、
ここはカナダ!
まずネットの申し込み要項にはまだノータライズは必要と記載が有ります。
そして、他の日本人の方から聞いた話によると、ノータライズが不要との認識はオフィスで一部の人にしか認知されていないらしく、
ノータライズが不要になった事を確認しようと問い合わせても、人によっては申し込み要項通りに提出してくださいの一点張りで、どうも話が通じないそうです。
受け付けてくれなくて結局ノータライズしたという話や、反対にノータライズなしでも提出できたという話も聞きました。
そして私は結局のところ、ノータライズをすることにしました。
というのも、私の上司はとても慎重でノータライズなしに申し込みが拒否された場合提出し直すのに時間がとてもかかるため、そのリスクを取りたくないということでした。
そして私も完璧な書類を提出しようとしてくれている上司に対して「いやいや!そんなことないよ!ノータライズ要らないって言ってたもん!大丈夫!このまま出そう!」とごり押しするのもなんだかなあ、そうやってごり押しして、結局ノータライズいるって言われたら面倒くさいなあ、、、と思ったのでお金と時間を使ってリスクを回避する事にしました。
上司は普段トロントにいて、今ちょうどホワイトホースに来ているのですが、その間に書類を完成させて提出しようという話になっている為、仕事が休みの今日どうしてもノータライズする必要がありました。
さて、ホワイトホースでノータライズできるところはいくつかあるようで、
日系人会でしてくださる方と、あと他にも無料でしてくれるところがあるようなことを聞きました。今回は時間に余裕がなかったので、UPSという印刷チェーン店に行く事にしました。他にも弁護士事務所やいくつかあるようです。ネットで検索すればでてきます。
今日はそれ以外にもダウンタウンに用事があったので、朝イチでまずUPSへ!
気合い十分。
ノータライズしたい旨を伝えると「夕方4時半から5時半までしかやっていないからその時また来て。彼女来る時間変わっちゃったの!」と言われてしまいました。
スタッフなら誰でもできるわけじゃないので、notaryの彼女が来る時間しかダメとのことでした。すごい残念。
でも、今日絶対しなきゃいけない。
とうことで夕方もう一度出直して4時半ちょうどにお店へ。息子のデイケアのお迎えは5時20分が最終なので一番乗りしたかったのです。
4時半に意気揚々とノータライズしたい旨伝えると、彼女まだ来てないのよねと。
やきもきしながら待っていると数分後に犬とともにやって来た彼女。
職場に犬連れてくるの普通なんですね。
本当にどこにでも犬がいる。
パスポートとパスポートのコピーを用意していたのですが、3冊あるパスポートを一枚一枚コピーと原本を照らし合わせるのは大変なので、結局全部その場でコピーをとってくれました。(ノーチャージでした。)
めっちゃめんどくさいだろうに、慣れてるもんなのか嫌な顔一つせずとても気さくで良い人でした。黒い大きい犬はペッパーという名前で可愛かったです。
さすがに3冊全部コピーをとって、ハンコを押したりの作業は時間がかかり
全部終わった頃には5時10分になっていました。私の後ろにパスポートを持って並んでいるお客さんが二組いました。無事にみんなできたのでしょうか。
5時半になったらさっさとお店閉めちゃいそう。
代金はパスポートと他の書類全部で68ドル程。
思っていたほど高くなかったです。
デイケアの迎えもギリギリ間に合いました。
本当ギリギリでした。
そんなわけで、来週いよいよ書類を提出することができそうです。ここからカナダ永住権への道が拓けると思うととてもわくわくしますね。
おもしろいことも書かずにこんなにダラダラと書いてしまいましたが
近況報告でした。