車のこと
年号が変わってゴールデンウィークが終わりましたね。
こちらは、当たり前ですが連休もなく通常運転です。
が、先週はたまたま3連休でした。
が、どこへも出かけられず家族全員で家に缶詰でした。
というのも
車が故障して、車ではどこへも行けず
かつ、息子が発熱し、そのうえ雪も降ると言うトリプルパンチで何も出来ないどこへも行けないという悲しみの3連休でした。
とはいえ、一日中絵を描いたり、クッキーを焼いたり、家族全員で鯉のぼりの工作をしたり、お家を満喫することができました。
さて、車の話をしたいと思います。
まず私たちの車は、以前ブログで書きましたがユーコンの先輩から安く譲り受けたシボレーのベンチャーです。(7人乗りのワゴン車みたいな?でも一番後ろの座席はとってあるので、荷物がたっぷり載ります。寝られます。)
2004年製、現段階で27万キロ越えです。
小さな不具合は色々あり、フロントガラスが割れているとか、ガスメーターが馬鹿になっているとか(なので走行距離をメモして、そろそろかなと思ったときにガソリンを入れています)ドアがたまに開きにくいとか。
しかしながら、よく走るし、荷物もたくさん乗るし、気に入って乗っています。
最初に不具合があったのは12月の頭。
突然赤い警告ランプが点灯。
恥ずかしながら、日本で車に乗っていましたが、何の知識もなくボンネットすら開けた事がないくらいでした。
ネットで調べるもなんのマークかよくわからず、日本で車屋をやっている友達に連絡。
エンジンオイルかブレーキオイルの不足ではないかとすぐ返事をくれました。
エンジンオイルはオイル交換したところでした。
その数日前からブレーキを踏むとキーーと金属音のような高い音がしていました。
そのことを伝えると、ブレーキパッドがかなり少ないとのこと。プレーキパッドが減るとブレーキオイルの油面が下がるので、それで警告灯がついたのではないかと。
おおおおお!
頼りになる!
ということでブレーキパッドの交換をしたのでした。
そのとき、始めていったのが Fauntain Tire という修理屋さんです。
ブレーキパッドを交換してからは特に何の問題もなく走っていたのですが、
ある日突然また赤いランプが点灯。
今度はこんなやつです。
夫が乗っているときに点いて、すぐに消えたそう。
いろいろ調べたところ、どうやらこれは冷却水(エンジンを冷やす為の水のようなもの←そんなの知ってますか?私は知りませんでした。)の警告灯のようで、ボンネットを開けてみると、冷却水がスッカラカンでした。
冷却水を購入しこれで一安心。
翌日は、一つ前のブログで書いたデイキャンプでした。
何も考えず、いつも通り運転して、キャンプサイトまでのオフロードを頑張って行って、車を降りてみると、車のボンネットから煙のようなものがもくもくと上がっていました。
楽しい休日が到着の瞬間に、一気に気分が冷めると言うか、暗雲がたちこめるというか、、、
ものすごく熱くなっている様子もないので、おそるおそるボンネットを開けてみると
入れたはずの冷却水がまたスッカラカンになっていました。
「もしかして、、、漏れてる???」
「そういえば、車停めたあと、俺雪の上に黄色いシミあるの見た事あるねんな」
と夫が一言。
冷却水は黄色とか黄緑とか鮮やかな色をしています。
完全に漏れてるやーん!
実はその前の週のキャンプで道路の真ん中にあった落石をよけられず、乗り上げた事があり、それが原因か?などと色々考えが巡ります。
車を休ませた方がいいだろうなどと、都合のいいように考えて、ひとしきり焚き火を楽しみ、ウインナーを食べ、満足していざ車へ。
どうか家まで帰れますように。途中で止まりませんように。ハイウェイも乗らないと行けないし、距離も結構あるし、もし万が一止まってしまったら誰に連絡すればいいんや、レッカーになったらとんでもない費用がかかるんではないかなどともやもやしながら恐る恐る運転(もやもやしていたのは私で運転していたのは夫)。
途中何度か止めて、様子を確認しながら帰宅。
どうやら、ボンネットからの煙は、エンジンが焼けたりしているわけではなく、漏れた冷却水が熱されて蒸気として上がっているようでした。
帰り道に冷却水をもう一度購入して、無事に家まで帰る事ができました。
よかった。
帰宅後ネットで、ファウンテンタイヤの修理を予約。
数日後に修理へ。
「ウォーターポンプを変えないといけない」と言われました。
その日の修理は時間がないので無理と言われ、また後日修理日を予約。
思ってたより安く修理が出来そうだったので一安心しました。
そして予約した日に夫が修理に持っていき、私は仕事へ。(この時点で、漏れが発覚してから1週間ほど経過。冷却水を足しながらだましだまし乗っていました)、やっと安心して車に乗れると思っていたところ、夫からテキストメッセージが。
「また別の部分の修理がいるらしい、頼んどくで」と。
今度はラジエーターを交換しなければならないとのことでした。
もううう、ラジエーターってなんですか。
よくわからないけど、冷却水はポンプとラジエーターを行ったり来たりしていて、エンジンを冷やすことで熱せられた冷却水をまた冷やすのがラジエーターだそうです。(多分)
とにかく大切な部分らしく、これを直さないわけにはいかないのでまた修理となりました。
ラジエーターを取り寄せる?らしく、準備ができたらまた連絡するよ!と言われたそうです。
が。
そこから一向に連絡がないまま1週間が経とうとしていました。
とはいえ、なんやかんや車には乗れていました。
その日は、よく晴れていて、日差しもきつく、車の中は夏のようでした。
仕事からの帰り道、運転していると、
またしてもこれが。
「うわ」
と思って間もなく、
車がどんどんと減速。
そこの道は通常80キロくらいでみんなが運転しているところです。家まであと5分というところでした。そしてずっと上り坂。
やばいやばいやばい。
アクセルを踏んでも、まったく感覚がなく、スピードメーターの表示より絶対遅いでしょと言う速度で今にも止まりそうに。
ああ終わった。
と思っていたら、またすこし復活して、また減速してを繰り返し、
ゆらゆらと、なんとか家までたどり着き
玄関を開けるなり
「車ヤバいでもうあかんで!」
と夫に報告。
次の日から幸い3連休だったので、次の日は乗らずにバスでダウンタウンに行って、ファウンテンタイヤに寄り、もうヤバいです。いつ修理ができますかと聞いたら、月曜日ならなんとか、と予約が取れて。
その次の日ちょっと乗ってみたけどもう赤いランプが何度でも点くので、
もう本当に乗れないね。
となって。
3日間家に閉じこもり、
日曜日は仕事でしたがバスがないので45分歩いて職場に行き、45分歩いて帰宅。
そして今日
今日!ようやく修理に持っていったのでした。
幸い、家からダウンタウンに出る道は下り坂が多く、朝も早く気温も低く、
車も少なくかなり低速運転で行ったので無事に持ち込む事ができました。
そして
ようやく
ラジエーターが交換され、車が直ったのでした。
いやあ
連日ヒヤヒヤさせられました。
そして、飛んで行くお金。
しかし安全には変えられない。
日本では車検があるし、結構すぐ車も乗り換えるので、こんな経験なかなかないかと思いますが、ちょうど兄が車を乗り換えたとFacebookに書いてあったのを見て、まだまだ乗れるその車を私にくださいと思ったのでした。