Into the real NORTH

2018年夏の終わり。ユーコン、ホワイトホースに家族3人で引っ越してきました。夫はユーコンカレッジに入学。私は仕事を探し、息子はもうすぐ2歳。私たち自身情報の少ない中、こちらに在住の方のブログの情報に助けられているので、私たちの暮らしが誰かの助けになればと思っています。

11月突入と慣らし保育

11月になりました!暗いし寒いです!

あっというまにマイナス10度越えです〜。

朝は9時頃まで暗く、18時頃には暗いです。

もうすぐサマータイムが終わるみたいなので、それを楽しみにあと数日頑張ります。

そして今週になって雪がチラチラ。

ほんとに見た事がないくらいサラサラでふわふわの雪です。

最初は雪!綺麗やな〜嬉しいな〜とテンションも上がってたのですが、問題なのは運転!

運転が怖い!

雪道運転!

こえーよー!

スタッドレス履いてても滑るときは滑るんですね。もうビビりまくって運転してるので事故にはならなさそうですが、毎日ヒヤヒヤです。

滑ったら、アクセルもブレーキも踏んだらだめ!って話なんですが

踏んじゃうよね。あぶねっみたいな感じで。

ブレーキ踏み込もうもんなら一発ですよ!

車に身を任せられるようになるにはもう少し経験が必要そうです。

でも、何事も過信が一番良くないとのことなので、慣れる事なくビビりまくり運転で慎重に行きたいと思います!曲がるとこどこやっけ〜?あっ!ここ!みたいなかんじで急にハンドル切ったりするとマジ危ないので、しっかり道を選んで余裕を持って!

そして車に乗るときは近場でもちゃんと上着を着て、ケータイを持って、突っ込んだときの為に、スコップも車に積まなければ!ふう!

 

さてさて、雪道を怯えながらどこに向かっているかと言うと保育園ですね。

こちらではデイケアといいます。

実は今週の月曜日から慣らし保育が始まりました。

デイケアの正式なオープンは今日からだったのですが(それまではまだライセンスが取れていない状態)私の仕事事情で11月1日にはフルで入れる状態でいたいと相談したところ、同じ状況の方がもう1人いるらしく、うちの息子とそちらの息子さんを早めに預かってくれるとのことでした。

なんでも相談してみるものですね!

慣らし保育は初日は1時間、2日目は2時間、3日目はランチを食べて帰る、4日目からフルという風に進めていきました。

息子は初日は何のことかわかっていなかったようで、泣く事もなくさらっと預かってもらったのですが、2日目からは日を追うごとに激しさを増して大号泣しております。

 

日本の保育園と違うところは

お別れのときにはちゃんとバイバイを言って、キスしたりハグしたりします。子どもがよそ見をしてるうちに「さあお母さんいまのうちに!」ってことはないですね。

泣く事には変わりないですが。

あと連絡帳もないです。熱を測る必要もないです。もちろん前日の夜ご飯や朝ご飯を報告もしません。

連絡する事があれば口頭連絡。

迎えにいくと、ご飯を食べたか、昼寝はしたかなど教えてくれます。

あとは基本的に

「He had a good day!」って感じで良く笑ってたよ〜とか教えてくれます。

日本に比べてとても楽なのは毎日たくさんの荷物を持っていく必要がないこと!

日本でも車だったので良かったですが、自転車のお母さんはいったいどうしているんだろう、兄弟がいるお母さんは金曜日どうやって家に帰って、月曜日どうやって保育所に行くんだろうと思っていました。(金曜日にはお昼寝布団を持ち帰り、月曜日にはまた持っていかなければいけなかった、他にも着替えやおむつ、コップ歯ブラシ、お手拭き、タオルなどとにかく大量の荷物!)

 

こっちでは、おむつとお尻ふきと着替えワンセットとランチとおやつのみ。そして、おむつ、お尻ふき、着替えは置きっぱなし。

ということは基本的にはランチとおやつのみ!

おむつを補充するのと、うちの子は自分のブランケットがないと寝られないのでブランケットも持っていっています。

お昼寝布団はマットレスみたいなのがお昼寝部屋にいくつかしいてあって(全員分はない)寝たい子が随時そこに転がって寝ているという感じです。

マットレスも敷きっぱなしで、お昼寝のたびに出したり片付けたりということもしません。寝かしつけも特にしていないような感じですが、息子はどうやって寝ているのだろう。

 

意外だったのは布おむつもオッケーということ。

ダメもとで聞いてみると「全然いいよ〜」とのことでした。ホワイトホースのベビーグッズのショップには結構布おむつ用品が売っているので、布おむつユーザーもわりといるのでしょうか。

 

何事も合理的と言うか、日本のように丁寧な対応はありませんが(お絵描きしたら服に絵の具がいっぱいついていたりします。)先生はニコニコしているし、息子も迎えにいくとケロっとしいて「何しにきたの?」みたいな顔しているので、どうやら楽しんでいるみたいで私的には問題なしです。

連絡帳がないので、息子の様子を事細かに知る事はできませんが、私に職場があり、夫に学校があるように、息子にも息子の社会があるんだなと。

そしてきっと私の知らない息子がそこにはもういるんだろうな〜と思いなんだか感慨深くもあります。

 

日本とカナダがどちらがいいかは

文化も風土も違うのでなんともいえませんが、とにかく日本では保育士さんもお母さんもみんな大変そうだったので、もうすこし肩の力を抜いて(というか仕事が多すぎるんですよねきっと。)目の前のこどもだけを見る余裕が持てればいいのかなと思ったりもしました。

 

息子がすぐにデイケアという場所を理解して、泣かずに遊んでくれているのは日本で保育園に行っていた経験も役に立っているのだと思います。

それにしても英語もわからないのに、やっぱりこどもはすごいですね!

はやく「デイケア最高!」と笑顔でいってきますができる日が来て欲しいですが、ママ〜!と泣かれるのもいまのうちと思って、しばらくは毎朝のドラマチックな別れを楽しみたいと思います。

 

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